幾度も伝えてくれるありがたさ

 水辺に馬を連れて行っても、馬引きが馬の代わりに水を飲むことは出来ない。

 天の磐屋に隠れてしまったアマテラスオオミカミを引っ張り出すために、アマノウズメがおもしろおかしく踊り、ほかの神々がそれをはやし立てても、その磐屋のおおきな重い戸を開けるのは、だれでもないアマテラスオオミカミ。

 これは名だたる三ツ星レストランのシェフが作った料理です、と言ったところで、じっと見ているだけでは、その美味はわかりません。ナイフとフォークを手にし、 自分で 口元に料理を運ばないと、その美味しさはわかりません。

 夢にお釈迦さんがジャーン!っと出てきて、あなたの悩みにスラスラ答えてくれても、うん、うん、ときいているだけでは、あなたの悩みは片付きません。自分で実行しなければ、自分の悩みは消せません。

頼む……

「幾度も伝えてくれるありがたさ」への2件のフィードバック

  1. 自分で一歩を踏み出すことの大切さ。天照大神でさえ、自分で開けたのよ!あっちゃん。て言われたこと本当に響いています。いつもありがとうございます。

    1. コメントありがと!

      こちらが何をしようとも、様々な角度からいつも変わらぬ”愛”を注いで下さる存在に、いつかは答えたいね。
      がんばろ!!

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