先日瞑想マラソンを行った。
当日のわさわさの中、息子から電話……
『お母さんは今、瞑想マラソンの準備で忙しいのよ、なんか用かい?』
「迷走マラソン?(笑」
『ちゃうわい!』
そんな感じでスタート!
10時から始め、瞑想マラソンが終わったのは、18時。
Ravenna時間が流れている中で、みなさんがお帰りになったのは……〇〇でした。(^^
みなさんの感想を抜粋します。
四本の瞑想マラソンです。
*一本目、ガヤトリーマントラ
「眠れていない時のマントラ、とても氣持ち良かった。頭の上半分が皿のようになり、たくさんのエネルギーを受けた感じがした。波に押されるようにカラダが揺れていてずっと心地よかった。」
『昼に行う瞑想は初体験で、それ自体が新鮮。Ravennaに入る時、ハクチョウの鳴き声が川の音と一体となって神聖な気持ちで入った。
いろいろな雑念、垢がマントラと共に流れていく感覚、あったかく、いとおしく、体中にあったかいエネルギーが入っていき、ほんわか、すっきりしました。』
*二本目、怒りの瞑想
「最初は身近な怒りで対象者に向かう怒りだったところから、広い社会に向かい、最終的には自分に向かう怒りとなった。沈黙の時間でささくれていた感情が平らに戻っていく感覚があった。」
『怒りの感情が個我丸出しだった事に気づき、凹んだ。』
*三本目、泣く瞑想
「ほとんど情景が出る事なく泣いていた。」
『自分が想像していたより泣いていて驚いた。怒りと同じように泣き種があるのでしょうか?現実社会にどっぷり浸かっている私だから、"コレ→と言ったらコレ"のような姿に繋がってしまうのかな……とも感じました。』
*四本目、オームシャンティ
「雑念はほとんど湧いてこなかった。自分のオームの声、先生はじめ皆さんのオームの声がただただ心地よい。守られている、信頼する方々と思う方向の同じ方と共にする時間、空間がありがたいと思った。世の中が平和であってほしい。みんながこのような気持ちになったらと心から願った。」
『久しぶりのオームシャンティをして頭蓋骨に良く響き氣持ちよかった。電気が伝わるように頭のてっぺんに集まる感じがした。朝一のガヤトリーとは、逆の流れでした。』
同じ瞑想をしても毎回、感じる事は違います。
これは、私たちの感情はひとつの所に留まらない事を教えてくれています。
物質社会は、緒体(肉体)が無ければ、動くことは出来ません。
同じルーティンで動いていても、同じ感情でという訳にはいきません。
私なのだけれど、さっきの私とは違う、昨日の私とも違う私です、私たち。
私の感情だけれど、さっきの私の感情とは違う、昨日の私の感情とも違います、私たち。
この 緒体(肉体) にくっいてくる感情に同じものはありません。
まるで流れる水……
だから、振り回せれる、私の感情に。
感情が緒体になだれ込んでくるんです。
"感情"、ほんとに厄介……。
この厄介な感情、"泣く""怒る" を瞑想で行いました。
おわった後に、疲れたのは "泣く" 瞑想。
スッキリしたのは、 "怒る"瞑想 。
毎日泣く人はいないけれど、毎日みんな何かに怒っている。
泣きましょ!より、怒りましょ!の瞑想の方がみんなのエンジンがかかるのが数倍早かったのは、みんな 毎日怒り、それを我慢して開放してないから。
"怒り" をブッタは、蛇の毒に例えています。
蛇の毒は 噛まれると一瞬にして体を駆け巡り、死も招きかねません。
怒った瞬間、その怒りは体中を駆け巡り、本来の私を消してしまいます、と言っています。
怒っている私が本来の私です、っていう人はいないよね。
ブッタが涅槃に入ってから編集された『スッタ・ニパータ』には"怒り"について説かれています。
「人間が一般的に、自分にはトラブルがある、問題がある、と思ったら、それは九十九%が怒りによるものなのです。金銭トラブル、社会関係のトラブル、精神的なトラブル、そういったトラブルは、ほとんど"怒り"が原因になっています。」
アルボムッレ・スマナサーラ原訳「スッタ・ニパータ」蛇の章
"怒り"の瞑想を毎朝7時から仕事に行く前におこなうビジネスパーソンのグループがあります。
彼らはほとんど日中"怒る"事がなく、トラブルが無きに等しい。
彼らは、人は怒るもの、怒る前にその日の怒りの種を消し、仕事に向かおう!なんです。(カッコいい!!)
次回の 瞑想マラソンは、2月29日(土)、"怒る"入っています。
時間は9時~16時解散!(昼食とおやつ含む)
参加希望者はkaoruko.ravenna☆gmail.com(☆→@)にご連絡下さい。
詳細お伝えします 。(^O^☆♪
*全体の感想です。
「ずっと続けたくなる一日でした。瞑想の活かし方を教えて頂きました。
どう自分が変化していくか(意識を含め)楽しみです。
ありがとうございました。」
『4つの瞑想を体験することで、それぞれの自分の受けた感覚を記録しておこうと思います。』
「午前も午後も、沈黙の時間は何かに包まれているような、守られているような、ただただ安心している私がいた。
こんなに安心している私、みなさんとの空間に感謝。」
『とても貴重な一日をありがとうございました。』
みんな、おつかれさんでした❣
ありがとう❣