盲導犬募金箱のご報告

北海道盲導犬協会のボランティアを始めて24年。
最初はパピーウォーカー、その子が現役で活躍している間に私たち家族は岩手に居を移しました。
彼を引退と同時に受け入れる為に、老犬ボランティアになり、彼はリタイヤ盲導犬として初めて海を渡り、岩手での生活を始めました。
Ravennaに盲導犬育成募金箱が置かれたのも自然の流れでした。

補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)が世の中に理解されない、といった記事、ちょいちょい目にします。
昨日も災害時に盲導犬が避難所に入れなくて、雨があたる入口にずぶぬれになり繋がれて……。という記事が上がってました。(悲
災害時は、誰しも感情が大きく動き平常心で時間を過ごすのは、難しいです。
そんな時に、補助犬の役割や性質の知識が入っていたら……と、こういう記事を読む度に思います。

盲導犬ボランティアを経験している私たち家族が出来る事は何だろう?……
そう思っても、私たち家族が大きな活動をする事は、様々難しいです。
私たちだからこそ出来る事……
機会がある度にこのように、盲導犬の事を伝えるようにしています。

今回も皆さんの奉仕の思いが籠った募金 65,005円を、北海道盲導犬協会に寄付致しました。
この募金は、盲導犬を一頭育成するための300万円の一部に充てられます。
みなさん、ありがとうございました。

お札しか入っていない募金箱と恐れらています、感謝。

「盲導犬募金箱のご報告」への3件のフィードバック

  1. 薫子さんにお会いする前は募金することに対してあまり積極的でなく、ほとんどすることがありませんでした。
    お会いしてからは募金することで少しでもお役に立つならと思えるようになった気がします。どんな氣持ちでいれるのかが大事なのかも学んだように思います。
    盲導犬カレンダーの存在も薫子さんに教わりました。我が家のリビングで活躍中です(о´∀`о)

    1. 敦子さん、コメントありがとう!

      ティムに会って欲しかったな……

      お店の募金箱はレジのそば、なんか違うんじゃないかと、いつも思う。
      募金箱ひとつでも、心の持ちようがわかるね。

      今年もカレンダーの協力、ありがとう。

  2. ティムの名前を見て、 懐かしい気持ちでいっぱいになりました。先生のところで触れさせてもらった時のティムの深く包み込むような眼差しを覚えています。
    また大通りでは先生の働きかけで、歩行者天国のときに、盲導犬を知る場を設け道行く人がティムと触れ合えるようにしたこともありました。まだまだ盛岡の街で盲導犬を連れている人を見かけることがほとんどない事が残念です。

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